䷗復
復は復帰・復ることを扱った卦です。
卦辞
復亨。出入无疾、朋來无咎。反復其道、七日來復。利有攸往。
復は亨る。出入疾なく、朋來りて咎なし。其の道反復し、七日にして來復す。往くところあるに利あり。
復は進んでいく。出入りに支障はなく、友が来て咎はない。道は反復し、七日で帰って来る。行くところがあると良い。
「七日」の解釈は様々ですが、すぐに帰ってくると捉えておけば良いでしょう。
爻辞
初九

不遠復。无祗悔。元吉。
遠からずして復る。悔に祗るなし。元いに吉。
遠くに行かず復る。悔いに至ることはない。大いに吉。
六二

休復。吉。
休く復る。吉。
安らかに道に復る。吉。
六三

頻復。厲无咎。
頻りに復る。厲いが咎なし。
行ったり来たりしながら復る。危ういが咎はない。
六四

中行獨復。
中行して獨り復る。
中行して独り復る。
六五

敦復。无悔。
敦く復る。悔いなし。
敦く復る。悔いはない。
- 敦:
- てあつい、飾らずどっしりとした様。
上六

迷復。凶。有災眚。用行師、終有大敗。以其國君。凶。至于十年、不克征。
復るに迷う。凶。災眚あり。用て師を行れば、終に大敗あり。其の國君以にす。凶。十年に至りて、征する克わず。
復るのに迷う。凶。災難がある。この状況をもって軍を動かせば、終わりには大敗する。國や王も凶をともにする。十年経っても征することができない。
まとめ
易が復ることを好意的に捉えていることがわかります。
卦の全体像
上六、復ることに迷う。
六五、敦く復る。
六四、中行して独り復る。
六三、行き来しながら復る。
六二、安らかに復る。
初九、遠くに行かず復る。
