このサイトについて

ながめる易
龍と龍が争い、やせたブタが跳ね、家の暗がりに星くずを見る……。

漢字ばかりのテキストの奥にある、イキイキとした映像。

絵でながめられたら、ステキ。
ということで、『易』をイラストにすることにしました。

絵にするに当たって、原文を読み直しています。
「自分なりに納得して描く」が、イラストのきほんだからです。

『易』に親しまれてきた方には、「ん?」となるところもあるかもしれません。
そんなときは「まぁ、そう読むのねぇ」と受け取ってもらえれば幸いです。

これからチビチビと卦にイラストをつけていきます。
まだまだ未完成ですが、このサイトが『易』を楽しむ助けとなればうれしいです。

イラストレーター 横山 次郎

読む方針

原文を読む方針は以下のようなものです。

象で読む

『易の読み方』でもご紹介している「象で読む」が基本です。

「比・応・正・位」は原文を読んで当てはまる場合のみ採用しています。

文字のルーツから読む

文字のルーツに近い意味(殷周代の意味が理想)で読み直しています。

例:
比・卦辞の「原」
「たずねて」と読まれることが多いですが、殷周代の使われ方を考慮すると「もとより」「もともと」と読む方が自然なようです。そこで「もとより」と解しました。

全体で読む

場所を変えて出てくる同じ言葉やフレーズは、漢文のつくりや文脈を検討し、妥当と思えた場合には意味を揃えています。

例1:
「其角」(大壯・九三晋・上九姤・上九
いずれも「壮んさ」を表すと解しました。
例2:
「甘」(臨・六三節・九五
どちらも原文の作りが「甘+卦名」。隣の爻との文脈を考え、「甘くする・ゆるめる」の意で揃えました。

無理に変えない

文字のルーツから読み直しても文脈に合わない場合は、先人の読みに従います。

例:「咸」「甲に先だつこと三日」「形渥」など

支援のお願い

せいおさまりておおし。まことありておおいにきち
井戸は整えられて覆いもない。孚があり大いに吉。

「井」上九より

このサイトが、井卦の上九に描かれるような「誰でも『易』の原文に触れられる場」にしたいと思っています。
とはいえ、悩ましいのが維持費です。

ということで、もしこのサイトに価値を感じられましたら、ご支援ください。
いただいたご支援は、まずこのサイトの維持費に。
余裕があれば、イラストレーターとしての報酬とさせていただきます。